昔読んだ本 2015.6.23(火)
category : Cello-Cafeブログ 2015.6.23
先日久し振りに本を読みました。
元々持っていた本で、本棚にずっとあったのですが、それを急に引っ張り出してきました。以前に読んだのはおそらく10年くらい前。話の内容は全く覚えておらず、ただ、そう面白くもなかったな(失礼)、と、うっすら思い出せる程度のものでしたが、なぜか敢えてその本を選択。しかし今読んでみたら結構面白かったんです!10年経てば考え方も感じ方も、自分の置かれている環境も変わって、たった1冊の本に対する感想も変わるものですね。これまでにも何度かそういう場面には出会ってきましたが、その度になんだかわくわくするような、得したような気分になります。
思い返せば中学生のときに、友達から借りた本がとても好きになり(でも友達には返してしまったし・・・)どうしてももう一度読みたいと思って、何年か経ってから本屋さんで取り寄せて買ったことがあります。そのときに久々にその本と再会して読んだときに、やっぱりその本を好きな気持ちは変わらなかったのですが、新たな発見があったりさらに別の感情が湧いたりしました。中学生の時はよくわからなかったことがわかるようになったとか、別の感情が湧くことを知って、知らない間に自分も多少は経験積んだんだな(笑)とか思ったりしてちょっと驚いたのが、そういう場面に出会った最初です。その本に関しては未だに好きなままで、最近では、なぜ自分がその本を好きなのか、分析できるくらいです(笑)。そう言えばあの本を貸してくれた友達は元気にしているだろうか?と、ついでに当時のことも思い出したりして。
昔読んだ本を読み返してみるのもなかなかよいものです。
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