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エンドピンを作った人 2016.11.2(水)

category : Cello-Cafeブログ 2016.11.2 

今やなくてはならないチェロのエンドピン。あれは、チェリストのアドリエン・フランソワ・セルヴェさんによって19世紀中ごろに発明されたとのこと。セルヴェさんはお腹が出ていたようで、足で挟んで弾くバロックチェロのスタイルではチェロを弾くのが大変だったので、エンドピンを付けてしまったらしいのです!なんという発明でしょう!もしエンドピンがなかったら、楽器が不安定過ぎてたぶん速い曲は弾けないし(エンドピンがあっても弾けないですが~)、そもそも構えるのが大変だからチェロはこんなに普及しなかったんじゃないかと思いました。バロックチェロにはエンドピンがない、ということは知っていても、いったいいつ誰がこんなに便利なエンドピンを付けてくれたかなんてこれまで考えたこともなかったので、セルヴェさんの功績を知って、エンドピンの存在が自分の中で急に輝きを増しました!

セルヴェさんより以前のチェリストにもお腹の出た方はいらっしゃったと思いますが、エンドピンを思いついて実際に取り付けてしまったセルヴェさんはなんて素晴らしいのでしょう。想像ですが、きっと当時は「古くからあるチェロにそんな棒なんて付けて、いったい何を考えてるんだ!」というような批判もあったのではないかと思うのですが、エンドピンが付いているチェロが主流になってきたのを見て「なーんだ、やっぱりみんなエンドピン付いてる方が使いやすいんじゃん♪」と、セルヴェさんは思ったに違いない。

そのセルヴェさん、チェリストでもありますが、作曲もしているんです。先日聴きに行った演奏会で、セルヴェさんという方がいたことを初めて知ったわけですが、聴いたことのない作曲家の聴いたことのない曲を聴くのはとても新鮮で、面白かったです。曲を知らないので、先行きが楽しみなんです。この先、セルヴェさんの曲を演奏会で聴くことは、もしかしたらないかもしれませんが、素敵な曲でした。
チェロが弾けて、曲も作れて、発明もできちゃうなんて、すごい方だったんですねぇ。

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