ロボット・ヴァイオリン演奏 2015.5.8(金)
category : Cello-Cafeブログ 2015.5.8
先日の1000チェロの公式練習が行われた『トヨタ産業技術記念館』にバイオリンを弾くロボットがいました!
2010年の上海万博日本館でデビューしたというこのロボット。
楽器を構える時に、首をコキッと傾けたりする仕草がかわいらしいんです。でも演奏はちゃんとヴィブラートもかけるんですよ。音程も正確です。でも“機械的”です(機械ですから当然です。笑)。
敢えて“彼”と呼びますが、“彼”は呼吸を必要としないので、1拍おいて弾き始めるときなど、呼吸感なしに棒立ちの状態から突如弾き始めるので、その唐突さにちょっとびっくりします(笑)。でもそれもまたなんとなく憎めないというか、彼なりに頑張っている感じがして、“データどおりに機械が動いているだけ”、というのと少し違って見えました。威風堂々など立派に弾いていましたよ。それにしても、左手なんかも関節が1つ1つちゃんと動いていて、どういう仕組か知りませんが本当によくできてるなぁ、と驚きました。
“彼”が間違えずにちゃんと弾いていたのを見た後、ちょっと複雑な気持ちで皆で練習に戻りました~。