落とし物たち 2023.6.3(土)
category : Cello-Cafeブログ 2023.6.3
ある日、歩いていると道端に落とし物がありました。たった30分ほどの間に3つも。
まずスリッパ片方。もう片方はどこに行ったのか、なぜスリッパを持ち歩いていたのか、気になるところです。どこかの施設で集会があって各自スリッパ持参だったので持って行ったが片方だけうっかり落としたのかな。
続いての落し物、自転車のサドルカバー。自転車に乗っていた人が落としたのなら、漕いでいる最中にたまたま外れた?でもそんなに簡単に外れるのか。前カゴに入れていて何かのはずみで落ちたとか。歩いていてサドルカバーを持ち歩くことあるかしら?どこかで洗濯して干してあったのが風で飛んできたかもしれない。それならさっきのスリッパももしかして干してあったものが飛んできたとか、すぐ上のベランダから落下した可能性もあるな。
最後に耳かきの落し物。フワフワのが先についたやつです。二度見して凝視してしまいました。道端に落ちている耳かきって、あんなに細くて小さいのに意外と存在感があります。“洗濯して干して風で飛んでくる”ということはなさそうなので、どなたかのかばんからひょいっと落ちたのだと思うのですが、持ち歩くのはどんなときなのでしょう。もしかしてご家族が長期入院されて、お世話のために耳かきをたまたま持っていたのかもしれない。それとももしかしたら、フワフワがお仕事で細かい埃をとるのにちょうどよくて携帯しているとか。
いろいろと想像が膨らんだ落とし物たちでしたが、どの落とし物も失くしたと気付いたときの落とし主さんの動揺をお察しします。落とし主さんが同じ道を通ってまた巡り合えることを願います。
ちみに耳かきのフワフワは、正式には「梵天(ぼんてん)」というらしいです。初めて知りました。