虫の声 2016.9.5(月)
category : Cello-Cafeブログ 2016.9.5
蝉の鳴き声がいつの間にか聞こえなくなったと思っていたら、虫の声が聞こえる今日この頃。
♪あれマツムシがないている~♪
とこの歌を口ずさむこともありませんが、この歌に出てくる虫たちを調べてみると、昔はマツムシのことを「スズムシ」、スズムシのことを「マツムシ」と言っていたとか、2番の歌詞に出てくるのが「キリギリス」のバージョンと「コオロギ」のバージョンがあって(自分が昔どっちを歌っていたか全く記憶がありませんが・・・)、それも昔々にキリギリスとコオロギを取り違えていたからだとか、なんだかちょっと混乱(笑)
ただ、マツムシをスズムシ、スズムシをマツムシと言ったというのは、マツムシの声を“鈴の音”と感じ、スズムシの声を“松林を渡る風”と感じたからだとも言われているみたいで、単に間違えていた訳ではないんだな(笑)と風情を感じました。
昔々の人からしたら、むしろ現代の我々が名前を取り違えてるっていうことになるのかもしれませんが、結局スズムシをスズムシと言い、マツムシをマツムシと言うようになったのは、なぜなんでしょう。「やっぱり鈴の音に近いのはこっちの虫じゃない~?」とかそんな軽いノリで決まった訳ではないと思いますが、気になるところです。