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1000チェロ 分奏レポート 2014.12.10(水)

category : Cello-Cafeブログ 2014.12.10 

12月6日に行われた「愛知県豊田市分奏」に参加してきました。

この日は、子供から定年退職後の方々まで35名程のチェロ弾きが集まり、全ての曲を一通り練習しました。3時間程度で全11曲をやろうとすると1曲あたりにかけられる時間はわずかです。けれども、分奏リーダーの岩城雅邦さんによれば「毎回練習に参加できる方ばかりではありませんし、まだまだ1000チェロ参加者募集中ということもあり初めて練習に参加される方もいらっしゃいますので、今は皆が全ての曲に慣れて、音をとれるようにしましょう」ということでした。
これはとってもありがたいですよね!どんな曲をやるときもそうですが、最初はとにかく曲や雰囲気に慣れたいんです。特に知らない曲だと、メロディがない状態で1人で練習していても「自分はいったい何を弾いているの??」ということになって練習の方向性が見えないですから…。知っている曲もみんなで弾けばより楽しいですし♪
『千の風になって』などは結構スムーズにアンサンブルできて、やはり皆が共通のイメージを持っているというのは大切なことだなぁ、と感じました。

岩城さんは、チェロ愛好家による「チェロを楽しむ会」のリーダーとしても活動されている方で、チェロの楽しさ、音楽の楽しさを伝え、音楽を通してまちづくりや地域文化の振興に寄与されているとのことで、豊田文化功労章を受章されたこともあるようです。経験値の違う参加者全員をうまくまとめていらっしゃって、この日一番勉強になったのは「1000人で弾いても合わせられる弾き方で音を出す」ということ。1000人でアンサンブルなんてどうやってやるんだろうか、と実際少し怖さがあったんですが、急にできそうな気がしてきました(笑)。4人や12人で弾くときとは違った弾き方をしないといけない、とのこと。なるほど!!具体的にいうと、場所によっては音を長くつなげずに短めにして弾くんです。

行ってみたら知り合いがいた、とか、初めてお会いする方でも話してみたら意外とどこかで繋がってた、なんていうこともあったりして、チェロ弾きのネットワークは意外と(というか想像通り?)狭いですね。休憩中に談笑したり、楽しい雰囲気で練習を終えました。

年明けからは、そろそろ音楽的なことも分奏でやっていく、ということでしたが、本番までまだ5ヶ月もありますので、これから申し込みをする方も全く問題なく間に合うと思います。この機会に是非。IMG_1310
〈愛知県豊田市分奏リーダーの岩城雅邦さん〉

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