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清秋の候 2022.10.28(金)

category : Cello-Cafeブログ 2022.10.28 

暑かった夏はいつの間にか姿を消し、気が付けば秋真っただ中です。
湿度が高く過酷だった夏を、楽器にはなんとか乗り越えてもらい、楽器にも過ごしやすい季節になったのではないかと思っています。
そして芸術の秋と言われるように、楽器を弾くにはちょうどよい季節です。秋の夜長にゆったりとチェロを・・・というわけにはいかず、試行錯誤する秋の夜ですが。
「芸術の秋」と言うようになったのは、大きな美術展が秋にはたくさん開催されることや、1918年に発行された雑誌『新潮』の中で、「美術の秋」という記載があったことも、「芸術の秋」の由来とされているようです。
「読書の秋」でもありますが、最近読んでいる本は譲り受けた古い出版の本で1966年の版と書かれています。400ページ近くある文庫本1冊180円。昨今物価が上がって身が引き締まる日々ですが、文庫本1冊180円で買える時代が確かに存在して、そこから知らぬうちに本もじりじりと値上がって現在まできたのですね。
紙がだいぶ日焼け?して茶色くなっていて、本そのものから時代が滲み出ています。奥付(発行所や定価などが書かれた最後の方にあるページ)には「検印廃止」という文字が印刷されています。それより前に発行されている本には確かに奥付に検印(印鑑ではなく印刷です)がありました。時代を感じずにはいられません。本として何も問題なく読めていますが、難点があるとすればとても文字が小さいです(笑)。秋の夜長に目をこらして読書もしたいと思います。

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