Home » Cello-Cafeブログ » 斎藤秀雄のチェロ教育 2014.9.16(火)

斎藤秀雄のチェロ教育 2014.9.16(火)

category : Cello-Cafeブログ 2014.9.16 

『斎藤秀雄のチェロ教育』というの本を図書館で借りて読んでみました。
この本は、斎藤秀雄先生のチェロの弟子たち(日本を代表する有名なチェリストばかりです…)が、斎藤先生の指導法を後世に伝えるべく、思い出話しもしながら語り合う、といった本で、読んで真っ先に思ったのは“斎藤先生という方は、とにかく怖くて厳しい方だったんだな”ということです。何事にも妥協を許さないというか全てにおいて徹底していて、最近では定着さえしている「褒めて伸ばす教育」とは無縁の指導をしていらっしゃったのだと・・・。本の中で「唯一嬉しかったのは斎藤先生から『まあまあだね』と言われたこと」とあり、きっとこれが最大の褒め言葉になるくらい、厳しい方だったということでしょうね。たぶん現在の我々では耐えられず簡単に逃げ出してしまいそうです・・・。自分の先生は優しくてよかった(笑)
以前にも80歳くらいの先生が「今の若い方たちは、ちょっと厳しいことを言うとすぐに辞めちゃうから」と仰っていたことがあって、確かに今はそういう時代にだんだんなってきたんでしょうね。厳しいより優しい方がやっぱりいいですし(笑)
でも、その斎藤先生の門下生の方々は、「斎藤先生はとても厳しかったけれど、それでもあのとき叩き込まれたおかげでこうして今もチェロを弾いていられて、とても感謝している」と皆さん仰られていて、やっぱり心の底では愛情のある、すごい方だったんですね。日本のチェロ教育のさきがけになったような方ですからね、、、すごくないわけないんですけれど。
斎藤先生ご自身は、遅くからチェロを始められてご苦労なさったんだと思うのですが、フォイアマンについたり一心に研究されていたのだと思います。本の中では時代ごとに書かれていて、指導法の変遷が見えたりもしてとても興味深く読み終えました。

よし、それはそれとして、自分はのんびりチェロ弾いていこうかな♪

ページトップへ戻る

Cello-Cafeブログ

お賽銭までもがいよいよキャッシュレス化する時代が来たようです。なんだかしっくりこないという気持ちを抱
昭和前半に書かれた小説を読みました。心に染みる、深い感慨を残すものでしたが、解説がまたよかったです。
しばらく読まずに置いてあった本を読んでいます。 著者はもう亡くなられたのですが、アマチュアとして音楽
世界でご活躍のフランス出身のチェリスト、フランソワ・サルクさんにインタビューさせていただきました。
あけましておめでとうございます。 今年もどうぞよろしくお願いいたします。 今年はネズミ年。 ネズミと
on music project

Copyright(c) 2020 チェロカフェ All Rights Reserved.