悩ましき問題 2016.12.9(金)
category : Cello-Cafeブログ 2016.12.9
ピチカートをやり続けていると、右手の指先がなんとも痛くなってきます。f(フォルテ)とかアクセントが続いたときは尚更です。指先を見ると、赤くなってもうすぐ水ぶくれになりそうな様相を呈していることもしばしばです。そんなとき・・・
以前に教えていただいたのは、普段からピチカートを練習して指先の皮を少し硬くしておくとよいそうです。それも、水ぶくれになる直前に練習をやめて、それを毎日繰り返すことで徐々に皮を硬くしていくのだそうです。やりすぎてひとたび水ぶくれになると、痛くて治るまではピチカートなんてできません!
ただ、問題なのは、そんなに根気よくピチカートを練習できるか、ということなんです(笑)。人は便利にできていて(?!)、例え一時的に痛い思いをしても、翌日痛みが治まっていたら、“ピチカートで指先が赤くなって痛かった”という事実さえ忘れてしまい、皮を硬くしようという思いに至らないのです。そして、結局毎回痛い(笑)。
似たようなこととしては、チェロの場合、左手の親指を使うことがありますが、親指の側面も常にタコを作っておかないといざというときにそれはそれは痛い・・・。でもしばらく使わないでいると、タコはすぐに消えていなくなります(涙)。昔、「親指で弦を抑えるなんて拷問だ!」と仰っている方がいらっしゃいましたが、確かに~。まあ、親指どころか、普段使っているはずの指先でさえ気付いたら皮がふにゃふにゃだなんてこともよく聞くことで・・・。
本当に悩ましいですな。