その楽器は? 2019.11.20(火)
category : Cello-Cafeブログ 2019.11.20
チェロを持って歩いていたら、「それはヴィオラですか?」と声をかけられました。コントラバスとかギターと言われることは度々ありますが、ヴィオラと言われたのは初めてでした。分数サイズのチェロを持ち運んだときは、「古楽器ですか?」と興味深げに聞かれ、まさかそう来るとは思わず驚きました。古楽器の可能性を考えるなんて、自分では弾かないけどクラシック音楽が好きな方なのでしょうか。
最近はチェロの認知度も上がってきたのか、「チェロですか?」と正しく聞かれることが比較的増えたように思いますが、テレビなどで知っていても実際に目の前にすると思ったより大きいとか小さいとか、違う楽器だと思うのかもしれませんね。
それにしても、「この楽器はなんだろう」という疑問を、いきなり声をかけて聞くなんて勇気がいる気がしますが、声をかける勇気より興味の方が勝っているということなんでしょうね。たまにそこから「うちの孫はヴァイオリンをやっていてね」なんて、会話に繋がることもあり、電車を降りるまでの一瞬ですがなかなか面白いものです。