お月見 2015.9.29(火)
category : Cello-Cafeブログ 2015.9.29
昨日はスーパームーンが見られるということで、夜空を見上げた方も多いのではないでしょうか。私も見ました!
普段、何気なく夜空を見て“月が視界に入る”ことはありますが、“月を見るために”夜空を見るとまた違いますね。そして27日はお月見団子もおいしくいただきましたし(月夜を背景に風流な感じで、、、というわけではなく、お月様を見たあとにただおいしくいただきました(笑))、お世話になっている方からススキをいただいたので花瓶にちょっと生けてみたりしたら、なんか急に「中秋の名月」である実感が湧いてきて、突然テンションも上がりました!今まであまり「中秋の名月」を意識していなかったのですが、こうしてそれらしい感じでいろいろやってみると秋を感じるな、と。
しかし、そう言えばなぜ“ススキ”なんだろうと思い、便利な機械で調べてみると、ススキは神様の依り代(よりしろ)と考えられていて、お月見の時期に稲穂がないので稲穂に見立ててススキが選ばれたとか、ススキは魔除けになると信じられていた、といった意味がありました。“依り代”というのは、神霊や御霊が依りつく物や場所のことですが、日本には森羅万象に神や魂が宿るという考え方があって、それは物に対して感謝する気持ちや、食べ物を大事にいただくという考えにつながっているのだそうです。だから“お月見”はススキやお団子をお供えして、穀物が収穫できたことを感謝する日なんですね。
しまった、何も考えずにお団子をいただいてしまった・・・・・・。もうお団子は食べてしまったけれど、毎日おいしいご飯が食べられることに改めて感謝します。