土田 寿彦（つちだ としひこ）先生 神奈川県横浜市・出張あり
土田 寿彦 先生 プロフィール
バンクーバー・EXPO（エキスポ）’86においてソロデビュー。’90日本・韓国両国においてハイドンの協奏曲第二番を演奏。
東京芸術大学付属音楽高等学校、東京芸術大学音楽学部を経て、同大学大学院を修了。その間、フランス音楽コンクール入賞。ドラマやアニメ・映画の録音他、多数のスタジオ録音などに携わり、数多くのミュージカル・芝居などに参加。ツアー・ライブのサポートメンバーや、大阪シンフォニカー交響楽団、山形交響楽団などプロオーケストラのゲスト首席奏者を務めるなど、多方面にわたり音楽活動を行っている。
学習院女子高等科非常勤講師。
椎茸嫌い。
♪土田寿彦先生に9つの質問にお答えいただきました♪
１.楽器はいつどのようなきっかけではじめたのですか？
姉がヴァイオリンをやっていて地元の少年少女合奏団に入団していたのですが、それが実に楽しそうで僕もやりたいと思い、まずヴァイオリンを始めました。しかし、ヴァイオリンの先生がとても厳しく怖かったことと、合奏団のチェロパートの譜面が2分音符ばっかりで割と簡単そうだったのを見て、『チェロがいいな！』と（笑）チェロに転向しました。それが小学校2年生のときです。今となっては、チェロも音は多いしヴァイオリンと同じことをやらされるので大変ですけどね（笑）。
２.普段はどのような活動をされていますか？
チェロを教えること、室内楽やソロ、オーケストラに客演首席として呼んでいただいたり、スタジオレコーディングやライブハウスでライブもやります。それからアマチュアオーケストラのトレーナーもやりますし、高校で音楽の非常勤講師もしています。なんでも屋さんです。
３.出身地はどこですか？
手塚治虫と同じ兵庫県宝塚市です。宝塚歌劇場が近くにあります。
４.どんな子供でしたか？
遊ぶのが第一で落ち着きがなく勉強しない子でした。チェロは泣きながら練習していましたね。さぼって遊びに行き、帰ってきて怒られていました（笑）。理数系の教科は強かったので、小さい時は理科系・生物系に進みたかったんですが、高校は藝高（東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校）に行ったので、音楽の道決定です。
５.好きな作曲家や曲を教えて下さい。
コダーイとかリムスキー=コルサコフなどの民族系が好きです。民族音楽専門ではないので専門の方にはかなわないと思いますが“それっぽく”演奏するのは割と得意ですね。
６.好きな、或いは影響を受けたアーティストはいますか？
小学生の時にヨーヨー･マが大ブレイクしていて、影響を受けざるを得ない環境でした。楽しそうに弾かれるので、ああいうふうに弾きたいなと思いましたし、彼が弾いている曲を弾きたくて譜面を見て真似したりしていました。
日本のチェリストだと上村昇先生です。関西の方なので、何度かレッスンしていただいたこともあります。オーケストラなどに行って、その現場現場で尊敬する方はたくさんいらっしゃいます。
それからマイケル･ジャクソンです。発声が好きなんです。声量がありパワーと響きが混在するうえに、声が通って活舌もいいですし、リズムも立つし、理想です。ああいう感じをチェロで出せたらいいなと思って、目指していますね。
あと、ホルンです。ホルンの音のように倍音が多くて、ヴィブラートなしでもああいう感じが出せればいいなと思います。
７.生徒さんを指導するにあたって気を付けていることはありますか？
“楽しさ”を忘れないでほしいと思って指導しています。弾けないままだと楽しくないし、多少厳しくしても上手になれば楽しいし、人によってどのくらい厳しく言ってよいか、そのラインを見極めることには気をつけています。
８.先生にとってチェロはどのような存在ですか？
自分の個性の1つです。「自分はどんな人？」というのを表すときに「チェロを弾く人」という、個性の一部分として言うような感じ。自分を形作っている人格の1つですね。
９.これからチェロを始められる方にエールを！！
チェロを始めようと思っている方は既にある程度チェロの魅力に取り憑かれた方だと思うので、その気持ちをずっと持ち続けてほしいですね。
土田寿彦先生に習いたい方は・・・
○ 【エルデ】 バイオリン&チェロ教室（神奈川県横浜市戸塚区）
【エルデ】 バイオリン&チェロ教室 ホームページ → http://violinandcello.web.fc2.com
○ 出張レッスンも行っています
土田寿彦先生に習いたい方、ご質問等は、Cello-Cafeお問い合わせフォームより、ご希望の講師名をご記入の上、お気軽にご連絡ください。
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