石田 聖子(いしだ せいこ)先生 静岡県掛川市
石田 聖子 先生 プロフィール
千葉県出身。部活動としてチェロを始め、小中学校で6年間オーケストラ部に所属。東京藝術大学音楽学部器楽科、ベルリン ハンスアイスラー音楽大学卒業。
ソリストとして東京ニューフィルハーモニック管弦楽団、ベルリン室内合奏団のスペイン公演で共演。ブランデンブルグ交響楽団の研修生として2年間所属、またプレンツラー室内合奏団のブルガリア公演では首席奏者を務めるなど、各国でコンサートを行う。
昨年は、長野の文楽公演にゲスト出演をし、黛敏郎作曲 独奏チェロの為のBUNRAKUを演奏し好評を記す。これまでに河野文昭 、高麗正史、林峰男、近藤浩志、ゲオルグ ファウスト、クライフ カーナリウス、ミヒャエル ザンデルリングに師事。
現在 大阪フィルハーモ ニー交響楽団チェロ奏者。Trioコローレ、ベルリントリオ、アンサンブルLien のメンバー。ルンドムジーク会員。http://ameblo.jp/roundmusik/
♪石田聖子先生に9つの質問にお答えいただきました♪
1.楽器はいつどのようなきっかけではじめたのですか?
小学校4年生で始めたオーケストラの部活動がきっかけです。姉が部活でヴァイオリンを弾いていて「同じ楽器(ヴァイオリン)はやらないで。」と言っていたため、それで母からは「入部したらチェロを選びなさい」と言われていました。チェロという楽器はよく知らなかったのですが、言われたとおりチェロを選びました(笑)。ピアノは習っていたのですが、“ピアノよりチェロの方が表現しやすい”というのが第一印象です。楽しんでチェロを弾いていましたし、チェロが好きでしたね。
2.普段はどのような活動をされていますか?
大阪フィルハーモニー交響楽団の団員なのでオーケストラの仕事を中心にして、他にも室内楽やソロで活動しています。
3.出身地はどこですか?
千葉県です。
4.どんな子供でしたか?
楽しいことをよくやっていました(笑)。みんなで何かをやるのはすごく好きだったので、オーケストラもすごく好きでした。
5.好きな作曲家や曲を教えて下さい。
もちろんバッハの無伴奏も好きですし、ブラームスもシンフォニーとか大好きです。
中学校ではオーケストラには入らないつもりだったのですが、「ブラームスの1番をやるよ」と言われて、弾きたくて入ってしまいました(笑)。“ドイツもの”は基本的に好きですね。
6.好きな、或いは影響を受けたアーティストはいますか?
林峰男さんです。一番最初に衝撃を受けたチェリストです。他にも素晴らしいチェリストはたくさんいらっしゃるのですが、林峰男さんの演奏を初めて聴いたときに、音楽が生きていて感銘を受けました。
7.生徒さんを指導するにあたって気を付けていることはありますか?
自分で考えさせることです。どんなに小さなことでも、どう弾きたいかを必ず聞くようにして、わからなかったら考えさせます。
例えば、全然わからないという子がいたら「この曲はどういう感じ?明るい感じ?暗い感じ?」というところから始めて、「じゃあ次にここはどうしたい?」というふうに考えさせます。自分で考えて練習するようになれば、たとえ方向がずれていたとしても修正できますが、言われてやっているとなかなか直せないと思うんです。日本人は比較的主張しない人が多いので、“考えて弾く”ということを習慣づけた方がいいと思っています。
8.先生にとってチェロはどのような存在ですか?
側にいて自然なものです。自分の気持ちを表現するのに必要。言葉で言うよりはチェロを弾いていた方が気持ちを出せますね。
9.これからチェロを始められる方にエールを!!
楽しんでチェロを弾いて下さい!
石田聖子先生に習いたい方は・・・
○Gala工房 (静岡県掛川市長谷1丁目15-6)
http://gala-kobou.jp/?page_id=589
石田聖子先生に習いたい方、ご質問等は、
Gala工房 TEL&FAX 0537-21-1893(担当:高橋) へ直接お問い合わせください。
※プロフィール・質問への回答文の内容は2015年6月現在のものです。
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