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紫竹 友梨(しちく ゆり)先生

category : Cello-Cafe 講師紹介 2014.3.6 
紫竹さん写真

紫竹友梨先生プロフィール

新潟県出身。9歳よりチェロを始める。新潟県立新潟中央高等学校音楽科卒業。愛知県立芸術大学音楽学部を経て、同大学大学院音楽研究科博士前期課程修了。第5回バッハホールコンクール未来賞受賞。第21回レ・スプレンデル音楽コンクール室内楽部門第1位。2008、2011年JT主催「期待の音大生によるアフタヌーンコンサート」に出演。在学中、学内選抜オーディションにより、ケルン音楽大学教授のクラウスカンギーサ氏の公開レッスンを受講し、演奏会に出演。また、「室内楽の夕べ」など、演奏会に多数出演。第42回愛知県立芸術大学定期演奏会、愛知県立芸術大学卒業演奏会に出演。エメラルドホール新人演奏会出演。奥州フィルハーモニー管弦楽団、新潟チェロアンサンブルと共演。軽井沢国際音楽祭、ジャパンストリングカルテット弦楽四重奏団マスタークラス、プラハサマーアカデミー、チェルヴォサマーアカデミーを受講し、演奏会に出演。また、草津国際音楽祭を奨学生として受講、演奏会出演。これまでに天野武子、花崎薫、松波恵子、舘野英司、渋谷陽子、ルドヴィード・カンタの各氏に師事。現在、愛知県立芸術大学アンサンブル要員。東海地方を中心に、幅広く演奏活動を行う。

♪紫竹先生に9つの質問にお答えいただきました♪

1.  楽器はいつどのようなきっかけではじめたのですか?
小学校4年生のときに、レストランでカルテット(弦楽四重奏)の生演奏をやっているのを聞いたのがきっかけです。
母がピアノの先生をしていたので最初はピアノを習っていたのですが、母はアンサンブルのできる楽器をやらせたかったみたいで、あるときレストランでカルテットの生演奏をやっていて「あの中でどの楽器がやりたいか」と聞かれ、4人の中で唯一座って弾いていたチェロを選びました(笑)

2.  普段はどのような活動をされていますか?
オーケストラ、アンサンブル、室内楽などの演奏会に出たり、カフェでも弾いています。あとはレッスンをしています。

3.  出身地はどこですか?
新潟県新潟市です。

4.  どんな子供でしたか?
ボーっとしていて、怒られても気付いていない“のほほん”とした子供でした。今も変わっていません(笑)。

5.  好きな作曲家や曲を教えて下さい。
ラフマニノフのチェロソナタです。あとメンデルスゾーンのカルテットは全て好きです。第5番だけまだ演奏したことがないのでいつかやりたいです!

6.  好きな、或いは影響を受けたアーティストはいますか?
チェリストのミハル・カニュカさんです。
大学に入学した時に、お祝いで「ロシアンチェロソナタ」のCDのアルバムをいただいて、その中に入っていたのがラフマニノフのチェロソナタでした。そのCDはチェコ語で書かれていたので、最初書いてあることが読めなくて、誰が弾いているかわからなかったんですが、どのCDを聴いてもやっぱりこのCDの演奏が一番好きだと思いました。
プラハのサマーアカデミーに参加したときに、ルドヴィート・カンタ先生に見て頂く予定だったんですが、急遽先生が変わってそのとき教えて下さったのがカニュカさんでした。私が一番好きなあのCDの奏者が実はそのカニュカさんだったのですが、なんと帰国してからそのことに気付いたんです…(苦笑)。
でも、東日本大震災のあとに新潟でラ・フォル・ジュルネ(音楽祭)があったとき、多くの海外の奏者が出演できなくなる中、東京で公演していた「プラジャークカルテット(カニュカさんが活動されているカルテット)」が、代わりに出演することになり、そこでまた再会することができたんです。

7.  生徒さんを指導するにあたって気を付けていることはありますか?
生徒さんにチェロをもっと好きになってもらえるようにしています。それから、楽器を大事にするように、これだけは絶対に約束しています。

 8.  先生にとってチェロはどのような存在ですか?
もう1人の私です。自分が嬉しいときは嬉しい音が出るし、悲しい時は悲しい音が出る。よき理解者です。

9.  これからチェロを始められる方にエールを!
チェロを好きになりましょう!!

2014年2月取材
※インタビュー内容・インタビュー写真は取材当時のものです。
※プロフィールの内容は2014年2月現在のものです。
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